工場での検査には合格した製品が、日本に届くと破損している。こうした問題は、製品自体の強度だけでなく、箱の中での固定方法や輸送中の荷重を見直す必要があります。
梱包を設計する際は、まず破損しやすい箇所を特定します。角、突起、ガラス面、可動部などが箱やほかの製品に当たらないかを確認し、緩衝材の位置と厚みを検討します。段ボールを厚くするだけでは、箱の中で製品が動く問題は解決しません。逆に、緩衝材が強く当たりすぎて製品に圧力をかける場合もあります。
次に、輸送の実態に合わせて外箱の重量、積み重ね、箱の向き、パレットへの載せ方を確認します。必要に応じて梱包状態で落下や振動を想定した試験を行い、開梱後に製品の損傷だけでなく、機能や外観への影響も見ます。破損が起きた場合は、製品、内装、外箱、パレットのどこに力が加わったかを記録すると対策を絞りやすくなります。
店頭での見栄えを考えた個装と、輸送時に製品を守る外装は役割が異なります。日立貿易では、製品特性と納品形態に応じて、中国工場との梱包仕様の調整を支援します。
「こんな商品を作れる?」「中国で調達できる?」など、まずはお気軽にご相談ください。具体的な仕様や数量が決まっていない段階でも大丈夫です。
