技術・品質

外観品質はどこまで決める?傷・色差・仕上がり基準の作り方

「目立つ傷は不可」とだけ伝えても、工場と発注側で「目立つ」の判断は一致しません。外観品質を安定させるには、どの面を、どの条件で、どの程度まで確認するかを決める必要があります。

まず、製品を通常使用する際によく見える面と、組立後に隠れる面を分けます。次に、傷、色差、バリ、汚れなどの項目ごとに、確認する照明、見る距離、製品の向き、許容範囲を設定します。色は写真や画面表示だけで判定しにくいため、承認した現物サンプルや色見本を用意すると判断をそろえやすくなります。

文章だけで線引きしにくい場合は、「合格の上限」と「不合格の下限」を示す限度見本を作ります。その見本を工場の製造・検査担当者と日本側の双方で共有し、どの版を基準とするか記録します。ただし、安全性や機能に影響する欠陥は、見えにくい場所であっても外観上の許容基準とは分けて判断します。

厳しすぎる基準は選別や手直しの増加につながり、曖昧な基準は判定の食い違いを招きます。商品の用途と販売上の要求に合わせ、工場で再現できる基準にすることが大切です。

「こんな商品を作れる?」「中国で調達できる?」など、まずはお気軽にご相談ください。具体的な仕様や数量が決まっていない段階でも大丈夫です。

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