中国OEMノウハウ

中国OEMのMOQはどう決まる?小ロット生産を進める際のポイント

「まずは少量で市場の反応を見たい」という希望に対し、工場から提示されるMOQ(最低発注数量)が高く、計画が止まることがあります。MOQは工場が一律に決める数字ではなく、材料調達や生産工程ごとの最低単位から生まれます。

確認したいのは、どの工程が数量を制約しているかです。生地や樹脂材料の仕入れ単位、印刷・表面処理の段取り、部品メーカーの最低発注数、専用色の調色、組立ラインの切り替えなど、製品によって理由は異なります。完成品のMOQが1,000個でも、実際には特定の部品だけが1,000個単位という場合があります。

小ロットで進めるには、共通部品や既存色への変更、複数仕様での材料共用、初期費用と製品単価を分けた見積などを検討します。材料をまとめて購入し、完成品を分割納入する方法もありますが、材料の保管費、品質保持、残材の所有権まで決めておく必要があります。

「MOQを下げられるか」だけで交渉せず、制約となる工程と、数量を下げた場合の単価・納期への影響を確認することが大切です。日立貿易では、工場や部品調達先と条件をすり合わせ、案件に合った生産方法を検討します。

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