品質問題が起きたとき、日本側へ写真を送り、返事を待ってから工場へ伝える。この往復だけでは、不良が発生した工程や、影響を受けた生産分を特定するまでに時間がかかることがあります。
現地での初動は、まず不具合品と良品を現物で比較し、発生工程と影響範囲を確認することです。必要に応じて対象品を分け、次工程や出荷への流出を防ぎます。その後、設備条件、材料ロット、作業方法、検査記録などの変化を工場担当者と確認し、原因を絞ります。
日本人技術者は、日本側が求める機能・品質水準や使用場面を工場へ具体的に伝える役割を担えます。中国人スタッフや工場担当者との連携によって、作業手順の確認、対策の実施、再発していないかの確認まで現地で進めやすくなります。大切なのは、対策を伝えて終わりにせず、対策後の製品と記録で効果を確かめることです。
日立貿易は、日本企業と中国工場の間に入り、案件に応じて日本人技術者と中国現地スタッフが技術・品質面を調整します。問題の発見から改善確認まで、製造現場と情報を共有する体制を大切にしています。
「こんな商品を作れる?」「中国で調達できる?」など、まずはお気軽にご相談ください。具体的な仕様や数量が決まっていない段階でも大丈夫です。
