中国OEMノウハウ

パッケージまで含めた商品開発|製品と梱包を同時に考える理由

OEMの商品開発では、どうしても製品本体の形状、機能、材料、価格に意識が向きやすくなります。

しかし、実際に商品を販売するためには、製品本体だけでなく、化粧箱、緩衝材、内箱、外箱などのパッケージや梱包も重要な設計要素です。

パッケージの設計によって、輸送中の破損リスク、物流コスト、倉庫での保管効率、梱包作業の効率、店舗やECでの商品イメージまで変わります。

例えば、製品本体のサイズだけを考えて設計した結果、後から緩衝材を追加すると箱が大きくなり、コンテナやパレットへの積載効率が悪くなる場合があります。

逆に、商品開発の段階から梱包サイズを考えることで、製品形状や付属品の配置を工夫し、外箱サイズを小さくできる場合もあります。

壊れやすい製品では、緩衝材の材質や厚みも重要です。EPE、EVA、発泡材、紙製緩衝材など、製品重量や形状、輸送条件に合わせて選択します。

また、EC販売と店舗販売ではパッケージに求められる役割が異なる場合があります。

店舗では商品の見せ方が重要になる一方、ECでは宅配輸送時の耐久性や梱包効率が重要になることがあります。

さらに、パッケージには商品名、JANコード、注意事項、原産国表示など必要な表示がある場合もあります。

これらを量産直前に検討すると、箱の修正や印刷データの変更によって納期が延びる可能性があります。

そのため、製品本体の開発とパッケージ設計を並行して進めることが理想です。

中国OEMでは、「工場で製品が完成するところ」までではなく、「日本へ輸送し、販売できる状態にするところ」まで考えて商品を設計することが重要です。

製品と梱包を一つの商品として考えることで、品質、コスト、物流効率を総合的に改善できる可能性があります。

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