熟練者が時間をかければ組み立てられる製品でも、同じ方法で量産を続けられるとは限りません。量産しやすい設計では、完成品の機能だけでなく、加工や組立を繰り返したときの作業の安定性を考えます。
まず確認したいのは、作業者が扱いにくい箇所です。奥まったねじ、手で押さえながら位置を合わせる構造、向きの判別が難しい部品などは、組立時間や品質のばらつきにつながります。作業の順番を追い、どこで持ち替えや仮固定が必要になるかを見ていくと、設計上の改善点を見つけやすくなります。
加工面では、薄い部分や厚みの急な変化、工具が届きにくい形状などを製造先と確認します。樹脂、金属、縫製品などで条件は異なるため、一律の基準を当てはめず、採用する材料と加工方法に合わせて検討します。
部品を共通化したり点数を減らしたりすると作業を簡略化できる場合がありますが、無理な一体化は補修や加工を難しくすることもあります。変更案は、製造のしやすさ、機能、外観、保守への影響を併せて評価することが必要です。
中国での商品開発において、組立の難しさや量産時の品質のばらつきが気になる方は、日立貿易へご相談ください。ファブレス製造の立場から設計と製造現場をつなぎ、加工・組立上の課題を整理します。検討中の商品やお困りの工程をお聞かせください。
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