試作品が届いたとき、「全体的に良いか悪いか」だけで評価すると、修正の目的が曖昧になります。試作を有効に使うには、その段階で確かめることと、まだ判断できないことを分けておく必要があります。
形状を確認する試作では、大きさや持ちやすさ、設置場所との関係を見ます。機能を確認する試作では、狙った動作や出力、操作への反応などを評価します。使い勝手の評価では、実際に使う人の動作に沿って、持つ、押す、開ける、洗う、収納するといった一連の操作を試します。これらは必ずしも一つの試作品ですべて確認できるとは限りません。
例えば、電気ケトルなら、満水時の持ちやすさと空の状態の持ちやすさは異なります。試作材料が量産材料と違う場合は、重さや手触り、強度の評価にも制約があります。評価結果には、試作品の製法、材料、使用条件を添え、量産品にもそのまま当てはまる結果かを区別します。
試作を依頼する前に、確認項目、確認方法、判断の目安、担当者を決めます。評価後は、修正必須の事項と改善候補を分け、次の試作で何を再確認するかまで記録します。未確認事項を残したまま、見た目が整ったことだけで量産へ進めないことが大切です。
試作品を作りたいものの、何を評価し、どの段階で量産へ進めばよいか迷っている方は、日立貿易へご相談ください。日本側の要求と中国側の試作条件を照らし合わせ、確認項目と次の開発判断を整理します。商品概要や現在の開発段階をお聞かせください。
「こんな商品を作れる?」「中国で調達できる?」など、まずはお気軽にご相談ください。
具体的な仕様や数量が決まっていない段階でも大丈夫です。まずは気軽に相談する
